ILLUSTRATION GALLERY 〜RAIL MAGAZINE誌掲載のイラストたち vol.4(2008年1月〜12月制作)

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「これぞ国鉄デザイン」 421系普通電車
北は北海道から南は九州まで、架線がある路線では津々浦々で見ることができた“東海型”マスク。そんな東海型マスクの中から、鹿児島本線八幡駅に進入する421系を描いてみました。バックに見えるのは、鉄の街八幡のシンボルである新日本製鐵八幡製鉄所の東田第一高炉です。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年4月(#295)号に掲載されました!
 RM誌コメント:ローズピンクの421系に溶鉱炉の組み合わせはまさに「北九州」という印象ですね。左の153系、155系(←注:富田豊氏のイラスト)と同一の顔なのに、お化粧次第でこんなに顔の印象が変わる…いやはや国鉄マジックですな。
「ちょっぴりロングな21000mm」 キハ52とキハ58系気動車
由布院駅に停車するキハ52とキハ58です。かつて非電化ローカル線に出向けば当然のように活躍していた彼女らも、いまや全国で100輌を切った状況だと思います。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年5月(#296)号に掲載されました!
 RM誌コメント:そうですね〜。全国各地、昔はどこへ行っても見られたはずの国鉄型気動車も、わざわざ狙って乗りに行かなければ出会えないほど少なくなってしまいました。
「連結器いろいろ」 EF66型電気機関車と24系25形寝台車
まるで右手で握手をするように、機関車と客車ががっちりと結ばれたブルトレの自動連結器を見ることができる時間は、残り少ないような気がしてなりません。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年6月(#297)号に掲載されました!
 RM誌コメント:流し撮り風でスピード感が伝わってきますね〜。この速さだと台車やパンタが上下に激しく動いているんでしょうね。併走好きな西ムコにはたまらないカットです!こんな併走シーンをじっくり眺めていたい。
「ワイドビューな連続窓」 名古屋鉄道7000系パノラマカー
憧れのパノラマカーの原型時代を描いてみました。現在の逆さ富士型の列車種別板ではなく、フェニックスエンブレム時代の流麗な姿です。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年7月(#298)号に掲載されました!
 RM誌コメント:外階段から乗り込む乗務員の姿に憧れたものです。しかし実際に乗降するのは大変だったとか。
※パノラマカーの引退が2009年度中と正式にアナウンスされ、今回のイラストは常連(いや、ライバル!?)の三和征文氏を始め4枚がパノラマカーのイラストでした。最後まで安全に運行されることを祈ります。
「2軸車が行く!」 9600型蒸気機関車とセフ1
筑豊炭田の全盛時代、9600型蒸気機関車が後補機を務める石炭列車です。筑豊、北九州の石炭車は、セラ1に代表される二軸車が多く、その緩急車もご多分に漏れず二軸車でした。子供の頃に見たこれらの二軸炭車たちの、まるで豆タンクみたいに可愛らしいスタイリングが大好きでした。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年8月(#299)号に掲載されました!
 RM誌コメント:これまた躍動感あるイラストです。こう見るとセフ1は、台枠中心でグニャッとへし折れないか心配になります…。
「ドアに注意!」 長崎電気軌道200型と3000型
描いたのはおなじみ長崎電気軌道の200型です。電車を描いたら、それだけで画面いっぱいになってしまいました。本当は、バックに稲佐山でも描こうかと思っていたのに残念です。ちなみに、長崎の200型と3000型は、私のイラストでの出現率が最多です。出来るだけ、同一の車輌を描かないようにしているのですが、好きな車輌はついつい、描いてしまうものですね。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年9月(#300)号に掲載されました!
 RM誌コメント:イラストながら見事な動体流しで躍動感が感じられますぞ。おねえさんはステップにも注意!
※本号で、レイルマガジン誌が創刊第300号を迎えました。これからも美しい紙面と、RM誌ならではの記事を期待しています。ついでながら、私のイラストの本誌掲載も第40作目でした。

「月台〜プラットホーム」 キハ71系「ゆふいんの森」
久大本線由布院駅のプラットフォームです。とても雰囲気のよい温泉宿がたくさんある町です。初夏のリゾートらしく、ちょっと(かなり?)露出度の高いファッションにしてみました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年10月(#301)号に掲載されました!
 RM誌コメント:いいなぁ、足湯。今座っているデスクの裏に今すぐにでも欲しい!

「お気に入りのスカート」 787系「つばめ」
“擬人化”787系コスプレお姉さんです。描き上げてみるとまるでメイドさんではないですか!787系のスカートについているリップスポイラー状のエッジ部分はエプロンのフリル部分という按配です。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年11月(#302)号に掲載されました!
 RM誌コメント:最近人気の鉄道擬人化コスプレ。つばめレディがこんな格好だったらタマランチ会長!(←こんな発言が最近オジサンになったな〜と思う…)

「お気に入りのスカート」 E231系 新宿・湘南ライン
E231系の、まるでローライズなミニスカートみたいに小さめのスカートを描いてみました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年11月(#302)号に掲載されました!
 RM誌コメント:ミニスカートって、半ズボン…いやパンツではないか!えっ、あっおねえさんの方じゃなくE231系の方ね。…でも最近はE231系のスカートも履き替えというか交換が進んでいるから、もうじきこのスカートも見られなくなっちゃうかもしれませんね。
 ※同一のお題で787系「つばめ」とE231系新宿・湘南ラインの二作を投稿しましたが、これら二点とも掲載されました。

「イラスト版・お立ち台通信」 EF58型電気機関車61号機と御料車新1号編成
日本を代表するお立ち台、東海道本線の三島・函南間、通称「竹倉踏切」です。そして描いた役者は先に事実上の引退を果たしたEF58 61号機。それも、日章旗を掲げてお召し列車として仕立てました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年12月(#303)号に掲載されました!
 RM誌コメント:名所には名役者を!こんな写真が撮れれば一生自慢しちゃいますね。緊張する機関士らの姿もお召しらしいです。

「トンネルを抜けると…」 東海道・山陽新幹線0系
描いたのは、山陽新幹線新神戸駅です。初めて新神戸駅に降り立ったときの驚きは、忘れもしません。たしか、神戸博ポートピア'81に、二十近く離れた従兄に連れて行ってもらったときのことだったと思います。「トンネルとトンネルの間にホームがある…(絶句)」。今でも新神戸駅を通るたびに、その驚きを思い出します。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2009年1月(#304)号に掲載されました!
 RM誌コメント:0系を真正面から見ると、スカートのV字が口のように見えて、なんだか笑っているように見えますな〜。でもこのやさしい顔が見られなくなると思うと寂しいもんですウウッ!西ムコがよく利用する「スマイルトレイン」くんになぐさめてもらおう。あれ、今日は新101系だ。

「高架区間を行く」 北九州高速鉄道1000型電車
北九州高速鉄道、通称「北九州モノレール」です。起点となるJR小倉駅は、1998(平成10)年4月に全面的に改装され、その際に北九州モノレールも延伸されています。そのさまは、さながら北九州ゆかりの漫画家、松本零士先生の代表作「銀河鉄道999」の地球ターミナルのごとく駅ビルの中からモノレールが発着するという、近未来的な駅です。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2009年2月(#305)号に掲載されました!
 RM誌コメント:確かにこの駅を見たときは「未来」をリアルに感じましたね。メーテルのような美しい女性と出会い、一緒に食堂車でビフテキを食べたい(なぜか「999」の話になるとビフテキが食べたくなる…)。

「今日は雪…」 ED76型電気機関車と14系寝台車
北九州の平野部での積雪は、年に一度あるか無いかの出来事。積雪に対する備えがほとんど無い九州では、たった5センチの積雪で大事件、大パニックです。そんな北九州の、めったに見られない積雪した風景を描いてみました。走る列車は寝台特急「富士」、ロケーションは日豊本線行橋駅からさらに下ったところで、後に見える山は石灰岩でできた山、カルスト台地で有名な北九州の平尾台です。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2009年3月(#306)号に掲載されました!
 RM誌コメント:やはり南国のイメージが強いので、「九州で雪」というニュースを聞くと驚いてしまいます。どうやら東京にも明日、雪の予報が…。

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