ILLUSTRATION GALLERY 〜RAIL MAGAZINE誌掲載のイラストたち vol.7(2011年1月〜12月制作)

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「日本の車窓から」 旧型客車車内
ニス塗りの年季の入った旧型客車の車内はスチーム暖房が効いて、曇った窓ガラスから見える雪山の寒々とした風景とは対照的な別世界。本を広げては見たものの、リズミカルな轍の音と暖かいモケットの椅子が眠気を誘います…。車窓に見える山は、北九州の皿倉山をイメージして描いてみましたが、この地域ではこんなに真っ白に積雪することはめったにありません。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年4月(#331)号に掲載されました!
 RM誌コメント:旧客に今風ファッションの女の子。時代設定はヌキにして、意外とマッチするものですね。こんな席に相席したいものだ、ムフフ。

「動物と鉄道」 C56型蒸気機関車牽引の混合列車
描いたのは「高原のポニー」ことC56型蒸気機関車です。イラストのC56は、1972(昭和47)年10月に鹿児島本線と、1973(昭和48)年4月に日南線でお召し列車牽引の栄誉に浴した92号機をイメージしましたが、ディテールは特定ナンバーのものではありません。あしからず。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年5月(#332)号に掲載されました!
 RM誌コメント:高原のポニーとポニーテールの女子校生。ちょうど卒業シーズンですな〜。西ムコはほぼ男子校(共学なのにね…)だったけど、卒業式を思い出すと今でも涙が出そうになる…(;_;)。それにしても模型のような編成なこと。ジョイント音が面白そうだ。

「2コマの躍動感・時の流れ編」 485系特急電車「しらさぎ」「にちりん」
わが国の特急列車ネットワーク形成に大いに貢献した485系特急電車。民営化後は各社毎にカスタマイズされましたが、その中でもJR九州の「レッドエクスプレス」は、大胆な赤のペイントとグラフィックなデザインにより、ファンのみならず一般の人たちをも驚かせました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年6月(#333)号に掲載されました!
 RM誌担当:西ムコさんのコメントは、残念ながらお休みです。毎回楽しみにしているのにぃ…(T_T)

「荷物列車」 マニ30形現金輸送車
現金輸送車のマニ30は、山陽本線小郡(現・新山口)駅で一度だけ見たことがあります。EF58が牽引する荷物列車の次位に、貫通幌の付いていない“のっぺらぼう”の荷物車!車号はマニ30 2008。すかさずシャッターを切ったのは言うまでもありません。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年7月(#334)号に掲載されました!
 RM誌コメント:荷物車に混ざってしまえば気付かれないが、見れば見るほど怪しい車両です。

イラストによる被災地への応援メッセージ 三陸鉄道36形気動車
今回の震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道。しかし被災からわずか5日にして復興支援列車を走らせたというではないですか。我々描き鉄にできることは、イラストを描いて応援すること。微力ですが、復興への願いが通じればと思っています。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年7月(#334)号に掲載されました!

負けないで東北、諦めるな日本!

「奇跡の復活」 門司港レトロの西鉄北九州線電車148号
北九州の門司港レトロ地区で保存されている西鉄北九州線100形148号です。廃止後は北九州市交通博物館で保存されることになり、安住の地を得たかに思えましたが2004年6月に閉館となりました。風雨に晒されて命運尽きたかに思えましたが、2010年3月、まさしく奇跡の復活と相成りました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年8月(#335)号に掲載されました!
 RM誌コメント:お隣のジープJ36はこの女の子の愛車かな?手に持つカメラもペンタックススーパーAとは…シブいぞネエちゃん!

「車両の窓」 JR九州 787系特急電車「つばめ」
787系特急「つばめ」は、JR九州とドーンデザイン研究所のコラボが生み出した、今でも私が最高峰と思っている列車です。クロ151“パーラーカー”の再来と賛辞されるコンパートメント付きグリーン車やビュッフェがお気に入りです。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年9月(#336)号に掲載されました!
 RM誌コメント:西ムコも西鹿児島〜博多でコンパートメントに乗車しました。あんな贅沢できた旅は、それ以降ありません。車内でグッズを物色し、興奮して「サイコロの旅 5」の大泉洋と同じようなはしゃぎ方をしちゃいましたな〜。

「スクエアスタイル」 JR九州 715系電車「タウンシャトル」
今年3月のダイヤ改正で姿を消した、419系の姉妹系列である715系です。この四角い415系と、毎年秋の佐賀の風物詩「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」を絡めて描きました。青空と四角い白い電車、丸いバルーンのコントラストは(RM誌掲載の)白黒でも映えるでしょ?
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年10月(#337)号に掲載されました!
 RM誌コメント:419系、715系の「食パン電車」と呼ばれたこの系列も、ついに全滅してしまいました。寝台特急からの簡易改造だから、乗客には不便な面も多かったでしょうが、なぜかこういう「変わり種」は鉄道好きには人気がある…。
「モノクロでも伝わる派手な車両」 JR九州 800系新幹線R10編成「祝!九州」
描いたのは九州新幹線「祝!九州」です。CM撮影で1回限り運転されたレインボーカラーのN700系。撮影当日には15000人以上の沿線の方たちのウェーブで見送られました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年11月(#338)号に掲載されました!
 RM誌コメント:このCM、全国放送してほしかった。特に胃薬と腰痛のCMがやたらと連続する深夜帯に…。

「保存車両」 日本国有鉄道 D51型蒸気機関車
北九州市立児童文化科学館に保存されているD51 244号機です。ご存知のとおりD51は、わが国最多の製造両数を誇る蒸機で、愛称の「デゴイチ」は蒸気機関車の代名詞といって過言ではないでしょう。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2011年12月(#339)号に掲載されました!
 RM誌コメント:お手紙にあった、さだまさし「退職の日」の歌詞。全国の公園にある保存蒸機は、明日を担う子供たちに逞しく生きてほしいというメッセージを送っているのでしょうね。
「鳥瞰で見る鉄道風景」 JR九州 寝台特急「はやぶさ」
鹿児島本線の肥後田浦付近を走る「はやぶさ」です。2009年3月に「富士」「はやぶさ」が廃止されて早くも2年半が経ちます…。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2012年1月(#340)号に掲載されました!
 RM誌コメント:これもまた鳥瞰ならではの面白い構図!撮影することはできないでしょうね〜。パラグライダーなら可能か!?

「メカニカルなディテール」 JR九州 883系特急電車「ソニック」
蒸気機関車や電気機関車のような機能に裏付けられたメカニカルなディテールではなく、近未来の宇宙船を想像させる様な883系の“デザインされたディテール”を描きました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2012年2月(#341)号に掲載されました!
 RM誌コメント:813系の初期車もそうですが、現在のステンレス車の構造ならここまで側面のビードは不要でしょうから、やはりデザインとして付けたんでしょうね〜。なんとなく東急旧6000系を彷彿とさせますな。

「地域色いろいろ」 JR九州 キハ185系特急気動車「ゆふ」
2004年に再リニューアルされたキハ185系「JR九州色バージョン2」です。汎用性の高い「JR九州色」で運用される久大本線の「ゆふ」をイメージして描きました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2012年3月(#342)号に掲載されました!
 RM誌コメント:既にJR四国時代より長く活躍しているJR九州のキハ185系。最近では「A列車で行こう」仕様も加わり話題になりました。(追伸:同封のカレンダーイラストもありがとうございました!なぜか早速「8月」のイラストを選んでニヤニヤしていますが…5月もいいなぁ)
以下、続々作成中!

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