ILLUSTRATION GALLERY 〜RAIL MAGAZINE誌掲載のイラストたち vol.3(2007年1月〜12月制作)

画像のサムネイルをクリックするとXGA(1024×768pixel)サイズの写真が開きます。

「観光と鉄道」 783系「ハウステンボス」
こちら九州はいたるところ観光地、鉄道と組み合わせられる観光地の風景だけでも枚挙にいとまがありません。その中で選んだのは、九州最大のテーマパーク、ハウステンボスです。テーマパーク名を列車名とした特急「ハウステンボス号」が終点ハウステンボス駅に停車している光景を描きました。おなじみドーンデザイン事務所の手がけたカラフルなハイパーサルーンが、17世紀をイメージした町並みに不思議と馴染んでいます。記念写真を撮る観光客もたくさんいて、まるで列車自体がテーマパークといわんばかりのいでたちです。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年5月(#284)号に掲載されました!
 RM誌コメント:写真を撮らずにいられないですよね、この顔は。ハウステンボスに来るのに国鉄色だと一般の方はげんなりするでしょう。特別な空間に誘う列車も特別なものでありたい―すばらしい演出です!
 ※時を同じくして、ハウステンボスは開園15周年を迎えました。決して順調とはいえない道のりでしたが、これからも来場者を楽しませるテーマパークであり続けてください。がんばれ、ハウステンボス!
「スローペース」 14系寝台車車内
レイルマガジン誌投稿3作目の構想を練っているとき、この絵とどちらを投稿しようかと迷っていました。結果、投稿作品は上記「夜行列車」に落ち着き、この作品の構想は日の目を見ることがないかと思いきや…。かつて日本中を走っていた寝台列車の減光された薄暗い車内、“旅”という快い興奮から眠れぬ夜、漆黒の闇の中をリズミカルなジョイント音とともに列車は進みます。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年6月(#285)号に掲載されました!
 RM誌コメント:ちょっと(…だいぶ)酒が入って、寝台に横になってそのまま熟睡。明け方の明るくなるあたりにこうして通路で車窓を眺めるのが結構好き。そしてこんな美女が「旅行ですか?」…と。…ムフフ。

「試験車」 長崎電気軌道2000型
「軽快電車」こと長崎電気軌道2000型です。サイリスタチョッパ制御を採用した当時最新鋭の車両です。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年7月(#286)号に掲載されました!
 RM誌コメント:軽快ケイカイケータイ持った女子高生。ムフフッ。…て、どこ見てんだ!

「流し撮り」 長崎電気軌道200型
長崎ランタンフェスティバルの風景を描いてみました。長崎電気軌道西浜町電停が最寄りです。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年8月(#287)号に掲載されました!
 RM誌コメント:チャイナ服っていい!えっ流し撮り?いややっぱチャイナでしょう!
「シングルアームパンタ」 長崎電気軌道1800型
長崎電気軌道1800型と日本丸。長崎帆船まつりの風景にしてみました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年9月(#288)号に掲載されました!
 RM誌コメント:長崎は本当に良い街です。いつまでも平和であってほしいですね。よし、夏休みは10年ぶりに長崎へ行こう!…でも取れるのか夏休み?
 ※このイラストは、先の長崎市長、伊藤一長氏への追悼の意味を込めて描きました。平和へのメッセージを発し続けた伊藤氏が卑劣なテロ行為に倒れたことに深い悲しみと憤りの念を隠すことができません。氏のご冥福をお祈りするとともに、このようなテロ行為の根絶と国家によるテロ行為、「戦争」の廃絶を願います。
「鉄道会社にご提案」 九州新幹線800系
先日、JR東日本・JR西日本とJR九州との間で九州新幹線の新大阪乗り入れの基本合意がなされたということで、ビュッフェの復活を提案します。鹿児島中央−新大阪間はおそらく5時間近くかかると思うので、ワゴンサービスだけでは寂しいですし、なにより「つばめ」なのですから!
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年10月(#289)号に掲載されました!
 RM誌コメント:サハシ787を彷彿とさせるデザイン。これは是非採用を!

「片開き3扉車」 西日本鉄道福島支線200型
昭和33年まで福岡県久留米市から八女市まで走っていた西日本鉄道福島支線の200型路面電車です。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年11月(#290)号に掲載されました!
 RM誌コメント:ピンと立つYゲルも高らかに、昭和30年代らしい町並みをゴトゴト走る。3扉の路面電車は、のちに中扉または後方の扉を閉鎖し、2扉になってしまう例が多く見られました。

「LED行先表示の車両」 885系「かもめ」
885系「白いかもめ」のグリーン車エントランス。客室乗務員が笑顔で出迎えてくれます。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2007年12月(#291)号に掲載されました!
 RM誌コメント:ちょっと緊張した笑顔が可愛くて、LED表示なんか目に入らないだろうな。

「鉄道そっくりさん」 西日本鉄道北九州線500型、長崎電軌軌道200型
西日本鉄道北九州線の500型と長崎電軌軌道の200型です。原型ではおでこライトに左方向幕というスタイルでしたが、ヘッドライトを幕板への移設と同時に方向幕も中心に移設し、西鉄500型と瓜二つのスタイルになりました。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年2月(#293)号に掲載されました!
 RM誌コメント:出身は違っても、譲渡先事業者の仕様になれば同一に見える。ペットの「飼い主に似てくる」みたいなものか。
※編注:長崎の200型は長崎の生え抜きです。この車両は、元々西鉄福岡市内線に在籍した後の北九州市内線500型をコピーして作られました。原型スタイルはおでこライトに左方向幕というスタイルでした。
 福岡の500型は福岡市内線廃止と同時に大半が廃車されましたが、一部は北九州線に転属し、同線の第二次廃止と運命を共にしました。

「行先サボの美学」 西日本鉄道福岡市内線1100型
西日本鉄道福岡市内線の行先サボには路線図が描かれていて一目でどこを走る電車なのかが判るスグレモノでした。
ネコパブリッシングの「レイルマガジン」誌2008年3月(#294)号に掲載されました!
 RM誌コメント:この場所は今や「バス天国」になっているのだ…。

RAIL MAGAZINE誌掲載のイラストたち vol.4を見る

ILLUSTRATION GALLERYトップへもどる

inserted by FC2 system